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3月12日「WBC CARES In Japan」~あなただからできること~を開催します

WBC女子世界ライトフライ級王者であり、また現役の看護師・助産師として医療の現場で活躍する富樫直美(とがしなおみ)選手が提案するボクサーの社会奉仕活動、「WBC CARES in Japan」を2011年3月12日に開催致します。

きっかけは富樫直美チャンピオンがメキシコで参加した「WBC CARES」の活動。
老人と孤児院の複合施設を訪問した際、お年寄りや子供達と一緒に写真をとったり、サインをするなど色々なふれあいを体験を通じて、世界チャンピオンが彼らに与える喜びや楽しみ、感動などを伝えられることを実感したそうです。

これを日本でもできないかという相談をいただき、大変感銘を受け、この度弊社「株式会社モノ・ウェルビーイング」がご協力させていただくこととなりました。

現在、2つの計画があります。

1)ひとつは、体に障害を持った方とその介助者、ご家族、施設に入居されている高齢者の方とその介護者、ご家族をリングサイドにご招待すること。
実際に医療の現場に現在も立っている冨樫さんだからこそ気づく点、その家族であったり介護者など、介護する人にも夢や希望、感動を与えたいというところが、今回の大きな目標でもあります。

2)もうひとつは、試合後に福祉施設を慰問すること。元気でいるためには、少しでも元気に外に出て、歩いて欲しい。
富樫直美選手ご自身の「医療従事者として、ボクシングのチャンピオンとして、自分に何か元気付けることはできないか。やっぱり元気に外へ出てもらうお手伝いをしよう」、そんな考えからこの活動が決まりました。

本日2月14日に実施された記者会見では、この活動と、プロボクシングWBC女子世界トリプルタイトルマッチとして大きくマスコミにも取り上げられています。

試合にきていただける方や訪問先のお年寄りや介護する方、そのご家族に、「私だからできること」、それを感じて行ってもらいたいと思っています。
ご興味のある方はぜひ下記までお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先
WBC Cares in Japan 実行委員会(担当:林隆治)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-6-403 Gen International 内
TEL 03-3475-0981 FAX 03-5413-6202



「福祉施設の人々を元気に」 ―日本経済新聞 2011年2月14日 夕刊掲載

新たな挑戦の場を見つけた女子ボクシングのエース 富樫 直美氏

日本の女子ボクシングのエースにして現役の助産師。二足のわらじを履く35歳がまた一つ、挑戦の場を見つけた。老人ホームや児童養護施設を回る慈善活動を始める準備を進めている。

昨年秋、チャンピオンとして世界ボクシング評議会(WBC)の年次総会で訪れたメキシコでのこと。地元のスター選手らと、老人と孤児の複合施設を慰問した。1ヶ月前に同国で勝利を収めていた日本人の知名度は抜群。慰問はサインや写真撮影の簡単なものだったが、「とても喜んでもらった。すぐ日本でも何かできないかと考えた」。

知名度の高くない日本で同じ活動をして、果たして喜んでもらえるかどうか。「もっとコミュニケーションのある活動にしたい」と頭をひねる。高齢者とレクリエーションを楽しんだり、試合観戦で外出のきっかけをつくったり。児童施設ではミットを持って子どもたちのパンチを受け、彼らの心の内にある叫びにも耳を傾けたいという。

「自分だけの活動で終わらせたくない」とボクシング界に広がる形が理想。関係者を通じてメキシコのWBC本部にコンタクトし、同団体の慈善活動「WBC CARES」の看板を日本で使う許可を得た。仲間のボクサーたちにも参加を呼びかけるつもりだ。

3月12日のタイトル戦では福祉施設の入居者を招待する。「ボクシングは人生と照らし合わせて見られるスポーツ。私の試合を見て、少しでも元気になる人がいればうれしい」と力がこもる。

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